レッドウイングのペコスブーツ8168の修理しました。
お預かりしたブーツがこちら
パッと見たときどう思います?
まだまだ履けそうな感じしますか?
そうですね、パッと見た感じでは状態もよくまだまだ履けそうに見えます。でもよく観察すると、靴底ソールは随分減っているしウェルトというグッドイヤー製法でアッパーとソールを連結する役割のパーツ、こちらがかなり劣化した状態であることがわかりました。
拡大してみるとウェルトの劣化の具合が良くわかります。
アッパーとソールを縫い付けて連結しているウェルトが劣化したこのままでは、新しいソールの取り付けができないので、新しい革製のウェルトに交換します。
靴の周りをぐるっと一周巻かれているウェルトが新しいものに交換されると、靴の見栄え自体が見違えるように新しく感じさせますね。
このレッドウィングのペコスブーツ。状態から推測するにおそらく10年近くは履いていると思われます。
スニーカーなど基本的に修理することを考えていなく製造された靴ではなく、古くからある本格的な作りの靴・ブーツは劣化した部品を交換・修理することによって10年20年は当たり前に履き続けることができるが嬉しいですね
杉浦
靴修理ラジアン
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