Vivienne Westwood・ヴィヴィアンウエストウッドのロッキンホースブーツを修理でお預かりしました。
この靴、見るものを圧倒させる迫力ありますよねえ。
絶対曲がらないこの靴・・・果たしてこれでまとも歩けるんでしょうか???
っと余計なことを心配してしまうんですが、オシャレは我慢と言いますからねえ・・・我慢の種類が違う??

今回お客様には靴底・ソールの交換のご相談でご来店いただきました。
靴底ソール全体の減りはまだまだ6から7割くらいと言ったところなので、このまま履けないことはないのですが
かかとの角のとことか、ポイントで結構すり減っちゃってますね。
靴底を突き抜けて、大事な土台の木の部分まで削れちゃってます!!


靴底ソール全体交換もできるし、すり減りが激しいとこだけのポイントで補修も出来るけど、どうしますか?
と、お客様に聞いたところ
このヴィヴィアンのロッキンホース純正の靴底ソールが滑るので、全体を変えて欲しいとのお答え
確かに、このロッキンホースの靴底ソール。滑りやすく減りやすい・・・ヴィヴィアン好きの中では有名な話なんだですよ!っと別のヴィヴィアン好きのお客様からも聞いた事があります。
材質を見る限り、純正ソールに使われているのは多分そんなに質の良くないEVAスポンジ系の素材だと思います。
まあ、確かにこの靴底だと減りやすく滑りやすいかもしれませんね。
こんな厚底の靴で滑りやすいのは危険以外なにものでもないし、減りが早いのも困ったものですね。今回のロッキンホースブーツのように、気づいた時には土台まで削れちゃうから
なので
交換する靴底ソールの素材はラバー系の耐久性とグリップに優れた素材にしました。
もちろん見た目が変わらないように同じような厚みの靴底なので、見た目はほとんど変わらず、でも今まで以上にしっかりグリップしてくれて、ガシガシ履いても元のソールに比べて格段に減りにくいですよ
こんな感じにヴィヴィアンのロッキンホースを靴修理作業させていただきました。
1分程度のショートムービーなので、ぜひ見てくださいね
概ね動画のように作業して、修理完了したロッキンホースはこちら
靴底ソールが新しく張り替えられてますね。
履き込んで、土台まで削れてしまっていた靴底の角もしっかり補修して、ピンと靴底の角も出ています。


動画の中でも行なっていましたが、仕上げに靴磨きを行いました。
パッと見る分には、そんなに汚れていない・靴磨き必要?、って見えるかもですが、近づいて見ると・・・

つま先あたりなんか、傷やスレはもちろん色がハゲてしまっている箇所もありますね。
でも大丈夫、この程度の傷や色抜けなら当店の通常の靴磨きで十分キレイになりますよ。
こんな感じに、しっかりと黒く美しいつま先に


今回のヴィヴィアンウエストウッド・ロッキンホースブーツの補修費用
¥8,000+tax
お預かり期間1週間でした。
杉浦
遠方にお住まいで当店に来店できない方の靴磨き・靴修理も宅配で承ります
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