クリーナーのすすめ

 

ここ2~3年でとても盛り上がっている靴磨き業界。

インスタやYOU TUBEを見て、ご自身で靴磨きをするようになった方もとても多いと思のでは?

やっぱり愛用の靴が綺麗になると気持ち良いですからね。ハマる人が多いのも納得です。

 

という訳で、今日は靴磨きに欠かせないシューケアグッズの中から、クリーナーの重要性をご紹介。

 

まずはこちらの靴をご覧下さい。

 

 

年季の入ったロイドフットウェアのダブルモンク。雰囲気ありますねー。

一見綺麗に磨かれてるようですが、しっかり磨いても白く残ってしまう部分があるという事でお預かりさせて頂きました。

 

 

よく見ると、皺の部分が白くなってしまったりヒビ割れのようになった部分が白くなってしまってます。

 

こういった症状の場合、多くの場合は表面に残った靴クリームやワックスが原因。

特に古い靴の場合は、長い年月の間に蓄積したワックスやクリームがクラックの原因になってしまったりもします。

 

この状態のままだと、当然上からクリームを塗っても浸透し難いですし、白い部分にも綺麗に色が入りません。

 

そんな時は、しっかりとクリーナーで落とした上で磨いて上げる事が重要です。

 

 

上の写真は、左足がクリーナーでしっかりと汚れやクリームを除去した状態。右足は何もしてない状態です。

まだ乳化性クリームで磨く前の段階ですが、クリーナーでしっかり落とすだけでも随分綺麗になっているかと思います。

 

靴磨きの場合、どうしても乳化性クリームやワックスの工程に気が行ってしまいがちですが、クリーナーでしっかり汚れを落とす事はとても重要なのです。

 

左:SAPHIR レノマットクリーナー  右:M.MOWBRAY ステインリムーバー

 

お店では主に上記2種類のクリーナーをお勧めしておりますが、今回使用したのはサフィールのレノマット。

これは強力なクリーナーなので、今回のように古くから蓄積された汚れを落とすのに適しています。

日常的な汚れ落としにはステインリムーバーで十分なので、状況に応じて使い分けるのが一番良いですね!

 

 

クリーナーでしっかり汚れを落としたら、乳化性クリームとワックスで磨き上げて完成です。

 

適当に済ませてしまいがちなクリーナーの工程ですが、しっかり汚れを除去する事によりクリームの浸透性も高まりますし、色の乗りや光り方も変わってきます。

 

ブラシやクリームはあるけど、クリーナーは持ってないという方は意外と多いのでは?

そんな方は是非当店へ!

 

清水

 


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