レッドウィングベックマンのソール交換・ソールバリエーション。選べるソールの種類




こんにちは、愛知県名古屋大須と豊橋のブーツリペアショップRADIANです


今回はRedwingレッドウィング・ベックマンの紹介です。


※修理価格は資材価格の値上げなどにより、現在変更になっている場合があります。





レッドウィング・ベックマンと言えば、レッドウィングのブーツの中でも、アイリッシュセッターやエンジニアブーツ・ペコスブーツに並び、すごく人気のあるモデルですね。




当店にソール交換などの修理にやってくる機会も、めちゃ多い!

この「ベックマン」は、レッドウィングの創業者チャールズ・ベックマンの時代に、Red Wing社が作っていた靴から、ヒントを得て開発されたブーツだそうです。






今やレッドウィングファンにもお馴染みとなった、「フェザーストーン」レザーを使用して、抜群の耐久性と、独特の艶を持つ美しさを兼ね備えたレザーを使用して作られています。

履き込むことで、美しいエイジングを楽しむことが出来るのも魅力ですね。


スニーカーに慣れた人には、最初硬い履き心地に感じたり、履きなれるまでには時間はかかりますが、履きなれると手放せない1足になることは間違いありません。




そんなベックマンの靴を、通常のソール交換はもちろんの事、どのようなソールカスタムができるかまとめてみました。




ソール交換の前に①
どうなってしまったらソール交換?


ベックマンは、他のレッドウィングのブーツ同じように、リペア可能なグッドイヤーウェルト製法で作られており、ソールが何度も交換可能になります。


オリジナルの雰囲気を生かしたスタンダードなソールから、ガラッと雰囲気を変えるカスタムまで、made in USAのワークブーツにはお馴染みの、ビブラムソールなどでソール交換が可能です。

ソールの交換のタイミングは、かかとのゴムなどが新品の頃より、半分以上減ってきたら、そろそろかかとのゴム交換やソール交換のタイミングが近いなあっと思っていただければ大丈夫だと思います。





あとは、レッドウィングのブーツの中でも、ベックマンはある症状が出やすいモデルなので注意が必要な点があります。

ソールの前半分が劣化している、レッドウィングベックマンを見たことがありますか?
写真のようになっていたら、ソール交換をしないといけません。







加水分解という症状ですね。こうなってしまったらソールの山がまだ十分残っていようが、ボロボロと崩れていくだけなので、ソール交換など修理するしかありません。

※現在発売中のモデルは、加水分解しにくい素材が使用されているそうです。





ソール交換の前に②
どんな風に修理しているの?

RADIANでは、お客様からお預かりする大事な靴・ブーツの作業風景を、安心してお任せいただけるよう、Youtubeで動画配信行なっています。
ベックマンもこんな感じに修理してますよ






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ソールの種類
色々なソールの修理事例を見ていきましょう

スタンダード
ベックマンオリジナル仕様。





レザーソールに、タンクソールタイプのハーフラバーソールがついた、ベックマンオリジナルに近い仕様となります。

ベックマンオリジナルの雰囲気が気に入ってる・履き心地を変えたくない方にオススメ!

ソールの交換修理を頼む時は、『ベックマンオリジナルに近い形で』とか、『同じような感じで』と、注文いただければOKです。





当店で、ベックマンオリジナル仕様に使っているソールは、ダイナイトソールというmade in Englandのメーカーのものを、標準で使っています。

※現在はレッドウィング・ベックマンが純正仕様でVibram2333に近いを使っているので、標準がVibram2333へと変更しました。





他にも、ビブラムソールのタンクソールもご用意できます。
Vibram2333という型番のタンクソールですね









品質はどちらも問題なしなのですが、ダイナイトソールの方がベックマンオリジナルのハーフラバーソールの7mmという厚みと同じなのですよね。

ちなみにVibram2333は5mmとちょっと薄い。でもソールパターン、模様はこちらの方がベックマンオリジナルに近い。




どちらも捨てがたく、どちらを選んでも悪くない選択ですよね。

当店では、今のところダイナイトソールを採用していますが、お好みでビブラムソールに変更することは可能です。





では実際にソール交換した、レッドウィング・ベックマンはこんな感じの仕上がりになります。




Vibram705
Vibram700のハーフラバータイプ。オイルレジスタンス、7mm厚

次に紹介するのが、Vibram705というソールになります。

先ほど紹介したソールと、前側のハーフラバー部分のみ変更になっています。




装着イメージはこんな感じになりますね



Vibram435
Vibram430のハーフラバータイプ。オイルレジスタンス、6mm厚

Vibram705と似たような感じで、Vibram435というソールもあります。




Vibram705の7mmより、1mm薄い6mmのソールとなります。

たかが1mm、されど1mm

この1mmのおかげでVibram705より、シャープな横顔に仕上がります。あんまりゴテゴテした感じが好きじゃない方に、オススメですね




Vibram100
13mm厚のワークブーツ系最強ソール

先ほどまでは、ベックマンオリジナルの雰囲気をなるべくキープしたまま、カスタムするソールの種類をご紹介しましたが、ガラッと雰囲気を変えたい方にオススメなのが、こちらのVibram100ソール



13mm厚もあると履きずらいんじゃない?っと敬遠される方もいらっしゃいますが、実は曲がりもよく、案外履き心地のよいVibram100ソール。

レッドウィング・ベックマンではないですが、Vibram100の装着イメージをご覧ください



Vibram430・700
ワークブーツに相性ぴったりなビブラムソール

Vibram430・Vibram700ソールは両方ともワークブーツには相性良く、根強い人気があります




Vibram700ソールは黒以外にも、こんな色のソールもご用意できます



最後にご紹介するのがコチラ



レザーソール
5mm厚のレザーソールを使用

最後にご紹介するのがレザーソール仕様です。

ワークブーツは機能面から、ソールにラバーかEVAを使ったものが多いですが、クラシックな雰囲気・ヴィンテージ感を醸し出す、レザーソールもオススメです。




履き心地やシャープな見た目重視ならシングルレザーソール仕様、厚くて重厚感のある見た目にしたいならダブルレザーソール仕様って感じで選んでいただければ良いと思います。




下の画像は、以前当店で修理させていただいた、1930年代?40年代?のヴィンテージブーツ。シングルレザーソールにてソール交換させていただきました。




レザーソールにするなら、こんなオプション選択も出来ます。
つま先補強のスチールトゥ。

削れやすい、つま先の補強のための金具ですが、底面がぐっと引き締まり、見た目がかっこ良くなるという副作用もあります。






レザーソールは滑りやすいから・・・
っときになる方には、滑り止め・摩耗防止のハーフラバーも取り付け可能です。スチールトゥとのセットでも可能です。






他にも選べるソールは沢山ありますが、代表的なソールをご紹介しました。

今回は、ソール交換について特集した記事になりましたが

脱ぎ履きするのが便利なように、サイドにジッパーを取り付けたり、先芯を取り外して、ベックマンフラットボックスカスタムしたりと

お客様のご要望に応じて、色々なカスタム・修理を行っております。






レッドウィングベックマンの修理・カスタムでお困りの際は、是非名古屋と豊橋の靴修理RADIANラジアンにご相談・おまかせください。



当店は愛知県名古屋市と豊橋市にあります。お近くにお住いの方は、是非当店にいらして、レッドウィングベックマンの修理・ソール交換についてご相談ください。


遠方にお住いの方は宅配修理も行っております。文末のお問い合わせ先よりレッドウィングベックマンやベックマン以外のレッドウィングのブーツなどの修理・ソール交換のお問い合わせお待ちしております。


杉浦

 


 

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