みなさまこんにちは、靴修理ラジアン豊橋店の辻岡です。
4年前に購入した私物のスニーカーの履き口(腰裏、すべりと呼ばれる箇所)が破れて、靴底もすり減ってきたので、今回色々な実験も兼ねて修理致しました!
【REPRODUCTION OF FOUND / リプロダクションオブファウンド】というメーカーのスニーカーで、1990年代のフランスのトレーニングシューズ、フレンチトレーナーを現代風に再現しているそうです。
履き口は、破れている箇所を革や生地などの素材で上から補強します。今回は試しに右足を革で、左足を生地を使ってみました!
作業前は、元々の靴の履き口が生地なので、同じ生地で加工した方がしっくりきそうだなと思っていましたが、個人的には革もアリかなと思います。
ただ、革の方が柔軟性に欠ける分、内側にシワが入りやすいです。
これからしばらく履き込んで、履き心地や耐久性など機能面についても試していこうと思います。
この靴のソールは、スポンジ系素材(白い部分)で形成された土台の上に、薄い一枚のゴムソールが爪先から踵にかけて貼られている仕様で、なおかつスポンジ系素材まで減りが進行していなかったため、一番下のゴムだけvibram2002に交換しました!
爪先が捲り上がっているのが特徴的で、修理屋からするとこういう箇所は接着の強度が心配なので、これも履き込んで耐久性を検証していきます。
色々と長くなりましたが、今回は私物スニーカーの修理実験をご紹介致しました。
スニーカーの作りは他にもたくさんの種類があり、中にはどうしても修理不可なものもありますが、今回一例として参考にしていただければと思います。
辻岡
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