どもこんにちわ
愛知県豊橋市の靴修理RADIAN
店長・杉浦です
名古屋大須にも店舗がありますので宜しくお願い致します
RADIAN豊橋ではCONVERSEのスニーカー修理を行っておりますが、スニーカー修理というのはなかなか難しくてですね、悲しいかな革靴の様に、何度も何度も修理できる様な構造になっていないのですよね
そこで何度も修理が必要ないように、予め靴底にビブラムソールを貼って補強しソールの寿命を大きく伸ばしてあげる！スニーカーの靴底ソール裏張り補強は多くのお客様からご好評いただき、リピート含め大変多くのソール補強のご依頼をいただいております！！
色々なスニーカーの修理やソール補強させていただく中で、やはりというか人気のスニーカーはCONVERSEコンバース
世代を問わず、コンバースはずっと人気で、よく修理でお預かりさせて頂くCT70チャックテイラーに加えて、最近では日本企画のコンバース・アディクトも随分増えてきました！
さてさてCT70もコンバースアディクトも同じコンバースで、パッと見た感じは似た様な見た目。靴に詳しくない方であれば、ほぼほぼ同じ見た目なのに何が違うんだろう？？？
そこで
今回のブログでは、コンバースCT70とコンバースアディクトのモデルの違いについてご紹介できればと思います！
今回のブログは
結構な長文となりますが
興味のある方は是非お付き合いください
二つのモデルの違いってなに？？
CT70チャックテイラーとコンバースアディクトの２足で、そもそも同じコンバースなので違いがあるのか？？なんて思いますよね
その辺りの事情を説明するのには
すごく複雑でややこしい説明がいるのですが・・・
CT70とは？
CT70は日本以外の世界で売られている
昔の70年代あたりの、コンバースチャックテイラーのヴィンテージのディティールを忠実に再現したスニーカー
なぜか
日本以外で売られているってトコが
ポイントですね！！
ちなみにCT70のCTは
Chuck Taylorの頭文字ですね
コンバース・アディクトとは？
コンバース・アディクトは
日本の会社・コンバースジャパンが企画してる、日本のみで販売している、昔のコンバースのディティールを再現しているスニーカーという事になります
販売している国が違うだけで両方ともコンバース
もう何が何だかややこしいのですが・・・
CT70もコンバースアディクトも、両方とも正規のコンバースのスニーカーである事は間違いありません。例えるならば腹違いの兄弟みたいなものでしょうか？
もう1回整理すると
CT70チャックテイラーは海外のみ
コンバースアディクトは日本のみ
ネットや服屋さんなどで、たまにCT70が売られている事を見たことある人もいるかもしれませんが、それ違法販売商品の可能性ありです。
CT70のスニーカー自体はコピー品でなく本物だと思いますが、法律・権利関係の問題で日本で販売してはいけない商品なはずですから・・・公式としては日本では販売されておらず、輸入も認めていないから
ややこしい話になってきましたね
なぜこんな事になっているかというと・・・
日本でのコンバースのライセンスを持つ伊藤忠商事やコンバース社の歴史など様々な経緯がありますので
この辺りの事情も併せて解説したいところではありますが、あまりに長くなりすぎてしまうので、また今度別の記事にて説明できたらなあと思います。ごめんなさい
スニーカー自体の
細かいところのディティールの違いで言うと、いくつかCT70とコンバースアディクトでは違いが見受けられます
ディテールで比べる２足の違い
サイド部分のミシン目
サイドのミシン目に注目してみてください！
CT70は急カーブを描いているのですが、アディクトでは緩やかなラインを描いているのです。
いやいやこの微妙な違い
よく見ないと気がつきませんよね〜！
でもこういう微妙なディティールの違いが
スニーカー好きには重要な事だったりします
ヒールパッチのロゴの違い
他にもヒールパッチの取り付け位置やロゴの違い
アウトソールの違い
CT70とコンバースアディクトのアウトソールの違い。アディクトはビブラム社のロゴが入ったアウトソールが使われていますね！
位置付けとして、コンバースアディクトはコンバースジャパン社の企画する最高峰・究極のモデルとして位置づけられたスニーカーという事になっている様ですね
アウトソールに耐久性の高いビブラム社のソールが取り入れられていたり、デザイン面では従来のチャックテイラーやジャックパーセルをベースにしつつ、機能面をアップグレードさせたモデルとなっているようです。
年2回の春・秋頃に限定リリースされ、生産数も限られているため、入手困難な人気商品となっています。
他にも
コンバースCT70とコンバースアディクトの写真を見比べて違いを見ていると
よく見ると、CT70はつま先のキャップトゥの部分がアディクトよりも細く、尚且つ艶のある仕上げでオフホワイトっぽいカラーになっています。一方でアディクトはマット仕上げであり真っ白に近い色をしています。
まとめ
両者の違いとしては、CT70がアメリカでスタートしたモデルであるのに対し、コンバースアディクトは日本発のモデルであることが挙げられます。また、CT70はヴィンテージのディテールを忠実に再現したモデルであるのに対し、コンバースアディクトは様々な技術が取り入れられたモデルであることが特徴的ということですね。
以上がざっくりとしていますが、日本以外の世界で販売しているコンバースCT70と日本企画のコンバース・アディクトの違いとなります。
同じコンバースの名前を持つスニーカーですが、生まれてきた国や経緯が違うため、違うところがあって当然なスニーカーなんですが
きっとまだまだこんな違いがあるよ！！！なんてコンバースに詳しい方なら思っているかもしれませんね・・・
てな感じで今回は
愛知県豊橋市の靴修理店RADIANで、よく靴底のソール補強でお預かりする機会の多いコンバースの人気スニーカーをブログのネタに取り上げてみました
今回のブログの内容に近い感じで、メイドインジャパンコンバースとコンバースアディクトって何が違うの？みたいな
奥深いスニーカーの世界など、また機会があれば書きたいと思います
ありがとうございました！
よければコンバースのスニーカーの靴底の裏張り・ソール補強を当店にご依頼宜しくお願い致します。ご依頼お待ちしております
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